組合概要
ご挨拶
皆さまには、日ごろより、両備信用組合をお引き立ていただくとともに、温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
ここ最近、小規模事業者さまにおかれましては、予想をこえる大幅な円安等により、足元の原材料・エネルギーの高騰で価格転嫁できず、収益が低下しているほか、人手 不足が足かせとなり、受注機会も逃すなど、厳しい経営環境が続いています。こうした中、当組合は、小規模事業者さま等に対する資金繰り支援、経営改善支援、事業再 生支援等が重要であると考えております。こうした支援を継続するためには、当組合自身の経営基盤を強化し、持続可能な収益・人材の確保が必要でありますので、創意 工夫を施しながら役職員一丸となって営業活動していく所存であります。
令和6年度は第12次中期経営計画2年目の折返し点となります。計画の当初に比べ、金利引上げの機運が高まっておりますが、これら激動する変化に対応しつつ、協同組織 金融機関として相互扶助の理念の基、当組合の特徴である頻度訪問営業を重ねることで地域密着をより進め、地域の事業者さま、生活者さまに対して信頼・支持される「 お客さま支援機関」として更なる地域経済の発展に寄与していきます。
今後とも変わらぬご愛顧、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
令和6年7月
理事長 原田雅文
理 念
- 組合は、豊かな暮らしづくりに奉仕し、地元住民と共存共栄する。
- 役職員は、郷土発展のために働き、その使命に自信と誇りをもつ。
- 経営は、健全経営で組合員の付託にこたえ、職員に働き甲斐を与える。
信用組合理念は不変であります。両備信用組合は地域の人々自らの手によって創設され、この地域固有の特性とニーズに最も適応した協同組織の金融機関、即ちコミュニティバンク・リョーシンであります。
従って、地域内の企業資金、家計資金の円滑な環境に寄与する為、我々のもっている金融機能、蓄積された知識ノウハウ等をフルに提供する使命があると<リョーシン>は考えています。
行動綱領
第1原則 信用組合の公共的使命
信用組合の持つ公共的使命の重みを常に自覚し、健全な業務運営の遂行を通して揺るぎない信頼の確立を図る。
第2原則 キメ細かい金融サービスの提供
地域の経済活動を支える金融機関としての機能はもとより、創意と工夫を活かし、お客様のニーズに応えるとともに、セキュリティ・レベルにも十分配意したキメ細かい金融サービスの提供を通じて、地域社会・地域経済の発展に貢献する。
第3原則 法令やルールの厳格な遵守
あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範にもとることのない、誠実かつ公正な組織運営を行う。
第4原則 地域社会とのコミュニケーション
経営等の情報の積極的かつ公正な開示をはじめとして、幅広く地域社会とのコミュニケーションの充実を図る。
第5原則 職員の人権の尊重等
職員の人権、個性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保する。
第6原則 環境問題への取組み
資源の効率的な利用や廃棄物の削減を実践するとともに、環境保全に寄与する金融サービスを提供するなど、環境問題に積極的に取り組む。
第7原則 社会貢献活動への取組み
信用組合が地域社会の中においてこそ存続・発展しうる存在であることを自覚し、地域社会と共に歩む「良き市民」として、積極的に社会への貢献活動に取り組む。
第8原則 反社会的勢力との対決
社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力は、これを断固として排除する。
概 要
令和6年3月末現在
設 立 | 昭和27年4月1日 |
自己資本額 | 9,049百万円 |
本店所在地 | 広島県府中市元町462番地10 |
店舗数 | 14店舗 |
常勤役職員数 | 125名 |
預金積金残高 | 147,685百万円 |
貸出金残高 | 93,131百万円 |
あゆみ
昭和27年 4月 | 芦品信用組合創立 |
昭和27年 4月 | 甲山信用組合創立 |
昭和28年 8月 | 上下信用組合創立 |
昭和48年 4月 | 芦品信用組合、甲山信用組合、及び上下信用組合が合併し両備信用組合に名称変更 |
昭和51年 2月 | 福山支店開店 |
昭和57年 10月 | 福山東支店開店 |
昭和59年 7月 | 神辺支店開店 |
昭和61年 7月 | 新市支店開店 |
平成5年 10月 | 府中東支店開店 |
令和2年 7月 | 府中町支店を本店営業部へ統合 |